アドレスバーから操作をトリガーする

ユーザーが Chrome のオムニボックス(通常はアドレスバーと呼ばれます)から拡張機能を操作できるようにすることができます。ユーザーが拡張機能で定義されたキーワードをオームニボックスに入力すると、拡張機能によってオームニボックスに表示される内容が制御されます。オムニボックスの新しいタブ検索のサンプル拡張機能では、キーワードとして「nt」が使用されています。ユーザーがオムニボックスに「nt」と入力すると、拡張機能が有効になります。このことをユーザーに知らせるため、指定された 16 x 16 のアイコンがグレースケールになり、拡張機能名の横のオムニボックスに表示されます。

アドレスバーを使用してアクションをトリガーする例。

入力されたテキストにより、Chrome は omnibox.onInputEntered イベント ハンドラにイベントを送信します。ハンドラで、拡張機能はユーザーの入力に対する Google 検索を含む新しいタブを開きます。

chrome.omnibox.onInputEntered.addListener((text) => {
  // Encode user input for special characters , / ? : @ & = + $ #
  const newURL = `https://www.google.com/search?q=${encodeURIComponent(text)}`;
  chrome.tabs.create({ url: newURL });
});