Mac用Final Cut Proユーザガイド
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Mac用Final Cut ProのビューアでHDRビデオを表示する
Final Cut Proでは、トーンマッピングが適用されたビューアにHDRビデオを表示できます。画像の明るい部分が圧縮されて、ディスプレイの表示可能範囲に合わせてビデオの見かけのダイナミックレンジが縮小されます。
重要: HDRプロジェクトの広い範囲の色を最大限の精度で再生するには、「A/V出力」機能と外部HDRリファレンスモニタを使用します。外部ディスプレイでMac用Final Cut Proのメディアを再生するを参照してください。
HDRビデオを表示するときは、ほとんどの場合に「HDRをトーンマッピングとして表示」設定がデフォルトでオンになり、ビューア内でHDR画像にトーンマッピングが適用されます。この設定は、外部モニタで「A/V出力」を使用するときのHDRコンテンツの表示には影響しません。
注記: Pro Display XDRが「ディスプレイ」設定(macOSのシステム設定にあります)で「HDRビデオ」または別のリファレンスモードプリセットに設定されているFinal Cut Proを使用している場合は、トーンマッピングが無効になっています。
ビューアでHDRビデオのトーンマッピングをオンにする
Final Cut Proタイムラインまたはブラウザで再生ヘッドをHDRクリップ上に置いて、ビューアにクリップを表示します。
ビューアの右上隅にある「表示」ポップアップメニューをクリックし、「ディスプレイ」セクションで「HDRをトーンマッピングとして表示」を選択します。(トーンマッピングをオンにすると、チェックマークが表示されます。)
Pro Display XDRでシステムを使用する場合、「ディスプレイ」設定のデフォルトプリセット(「Apple Display P3-1600ニト」)での通常の再生と編集には、「HDRをトーンマッピングとして表示」設定が適しています。Pro Display XDRを色補正などの重要な作業に使用するときは、Pro Display XDRとMac用Final Cut ProでHDRビデオを色補正するを参照してください。