SORACOM Bootcamp Rec5 - SORACOM Funnel

SORACOM Bootcamp
SORACOM Funnel
株式会社ソラコム
シニアソフトウェアエンジニア
清水雄太

IoT通信プラットフォームSORACOMの
IoTシステム構築に役立つ機能やTIPSを紹介する
技術者向けのオンラインセミナーです。
SORACOM Bootcamp

•SORACOM Funnel の紹介
•SORACOM Funnel を使ったデモ
本日の内容

SORACOM Funnel
今日のテーマ

SORACOM Funnel
クラウドリソースに特化した
クラウドリソースアダプター

IoTの課題
インターネットクラウドモノ

IoTの課題
インターネットクラウドモノ
接続方法セキュリティ

IoTの課題
モノインターネットクラウド
接続方法セキュリティ

Door Direct Canal
Beam
閉域網での接続
暗号化
Air
API による制御
Gate
デバイスへの通信
Funnel
データ投入
Cloud Data Store
SORACOMサービスの全体像

クラウドリソースアダプター？
クラウドサービスに特化したクラウドリソースアダプター

•クラウドサービスへの接続情報をデバイスに持たず
にすむ
•接続先のSDKをデバイスに持たずにすむ
Funnelを利用するメリット

•クラウドサービスへの接続情報を
デバイスに持たずにすむ
• デバイス紛失等による情報流出リスク減
• クラウドサービスの接続先をコンソールやAPIで
コントロールできる

•接続先のSDKをデバイスに持たずにすむ
• 単純なリクエストを送るだけで手軽に保存
• SIMや端末の情報はSORACOMが自動的に付与

クラウドサービスに接続するSDKが不要に
SDK
認証情報
接続先URL
プログラム

例：生産機械の監視システム

お客様事例 : JapanTaxi様 (OPTEX様)
安全運転支援に
SORACOM Funnel
使い慣れたライブラリで
クラウドにデータを保存

•SORACOM Funnelそのものをお試しいただく
ための設定は、とても簡単です。
デバイスとクラウドサービス部分は別途ご用意
ください。
デモについて

デモの構成
Raspberry Pi
+ FS01BU
+ SORACOM Air
Cellular
AWS Kinesis Streams
-> AWS Lambda

デバイス側の準備
•Raspberry Pi +ドングル
https://dev.soracom.io/jp/start/device_setting/

クラウド側の準備
•AWSアカウントを作成
•AWS Kinesis Streamを作成
•AWS lambda を作成
•AWS lambda からお好みのデータソースへ
•今回はSlackに投げてみますので、Slackの
Inbound webhook を設定しました。

•SIMグループを作成
•接続先、認証情報を設定
SORACOM Funnelの設定は２ステップ

•書き込み専用のAPI
• 一度書き込んだ認証情報はAPIからは取得できな
いため、漏洩のリスクが低減
認証情報ストア

認証情報ストアへのアクセス

•HTTP
• http://funnel.soracom.io への POST
•TCP/UDP
• funnel.soracom.io:23080
利用できるプロトコル

SORACOM Funnel のご利用料金
基本料金
• 無料
従量課金
• 1リクエストあたり 0.0018円（税別）
Funnel から転送先クラウドサービスへのリクエスト毎に
1 リクエストとカウントします。
無料利用枠
• アカウントを作成した月から12ヶ月間は、
１アカウントあたり毎月50,000リクエストまで無料

•SORACOM Funnel と類似したサービスとして、
SORACOM Beamと SORACOM Harvest がありま
す。
•SORACOM Beam: MQTTを使いたい。クラウド
サービスに限らず、データをセキュアに転送したい
•SORACOM Harvest: 自分でストレージを用意せず
に、とりあえずデータを送ってみたい
他サービスとの使い分け

•SORACOM Funnel は LoRaWAN にも対応していま
す
•設定を共有することができます。
•ただし、送信されるデータのフォーマットが異なる
ので、受信側ではLoRaWAN用の対応が必要
LoRaWAN 対応

ご清聴ありがとうございました

Q: FunnelとBeamの機能が似ているようですが、違いは何ですか？使い分けは
どうしたらいいですか？
A: Funnel は「アダプタ」と呼ばれる各種クラウドごとの接続機能が提供され
ており、クラウドサービスに特化したデータ転送サービスです。
データ送信先はアダプタが対応しているサービスに限られますが、設定が簡略
化されており手早く利用開始できるメリットがあります。プロトコルは、
HTTP、TCP、UDPに対応しています。
一方、Beamのデータ転送先はクラウドサービスに限らず、お客様のデータセ
ンター等に置かれているサーバにもデータを送信できます。プロトコルは、
HTTP、TCP、UDPに加えて、MQTTにも対応しています。
FAQ

Q: Funnelのエラーメッセージはどこから
確認できますか？
A: ユーザコンソールの「ログ」メニューから
エラーログを確認できます。
トラブルシューティングにご活用ください。
FAQ

Q: Funnelの仕様を詳しく知りたいです。
ドキュメントはありますか？
A: 開発者向けドキュメントに仕様の詳細がございま
す。こちらをご覧ください。
https://dev.soracom.io/jp/docs/funnel_detail/
FAQ

SORACOM Bootcamp Rec5 - SORACOM Funnel

SORACOM Bootcamp Rec5 - SORACOM Funnel

Recommended

More Related Content

What's hot (20)

Viewers also liked (15)

Similar to SORACOM Bootcamp Rec5 - SORACOM Funnel (20)

More from SORACOM,INC (20)

SORACOM Bootcamp Rec5 - SORACOM Funnel